eワラントのリスクを正しく理解

投資にはリスクがつきものです。ここでは、eワラントの取引に伴うリスクを解説します。コール型、プット型、ニアピン型それぞれで発生する損失についても見ていきましょう。

元本がゼロになるパターンとは

eワラントで一番注意しなければいけないのは、元本が0になってしまうところです。追証が発生し得ないというリスクがない反面、いきなり元本が0になる可能性があることを、覚えておかなければいけません。

投資金額が0円になるリスク
eワラントは、期限付きの取引です。それぞれの商品に設定されている満期日を越えると、価値は消滅してしまいます。満期日の段階で利益が発生する状態にあれば、償還金を得ることができますが、それ以外の場合、利益が発生しない状態にあれば、売ることもできず、元本がまったくのゼロになってしまいます。
これは、直接投資するのではなく、権利に投資するeワラントの特徴によるものです。
コール型eワラントの場合
コール型eワラント(将来価格が上がると予想する取引)の場合、権利行使価格が、対象原資産の価格を下回ってしまった場合、ワラントの価値は0になってしまいます。
「損益=対象原資産の価格-権利行使価格-eワラント購入価格」となるわけですが、権利行使価格が対象原資産を下回っていた場合、この計算結果がマイナスとなってしまうので、権利は行使せず、元本だけが失われるということになるのです。コール型
プット型eワラントの場合
プット型eワラント(将来価格が下がる予想する取引)の場合、権利行使価格が、対象原資産の価格を上回ってしまった場合、ワラントの価値は0になってしまいます。
「損益=権利行使価格-対象原資産の価格-eワラント購入価格」となるわけですが、権利行使価格が対象原資産を上回っていた場合、この計算結果がマイナスとなってしまうので、権利は行使せず、元本だけが失われるということになるのです。プット型
ニアピン型eワラントの場合
ニアピンeワラントは、満期日の対象原資産(日経平均株価か、米ドルリンク債)の価格を予想するものです。満期日における対象原資産の価格をピン価格といいます。
満期日に、権利行使価格がピン価格の前後200円以上の状態にあると、償還金は受け取れず、元本は0になってしまいます。ニアピン型

ページトップへ